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2012年1月11日水曜日

消費税はそもそもどういう税金か?

日本の消費税は1989年4月1日、竹下内閣の頃に列島総禅と言われた国民の猛反対を押し切って導入されました。以来22年以上がたち「商売を始めた時にはすでに消費税があった」という人も増えています。それだけに「消費税はそもそもどういう税金か?」を改めて学び、地域の中小企業をはじめ、広範な人たちに知らせることが大切です。そのために、消費税の7つの性格をつかむことが重要になってきます。考えの参考になればうれしいです。

  1. 消費税増税は「戦争税」
  2. 景気を底から冷やす
  3. 低所得者ほど負担が重い
  4. 徹底した大企業の優遇税制
  5. 大企業のリストラ推進税制
  6. 中小企業の営業破壊税
  7. 膨大な滞納を招く欠陥税制
 という7つの性格があります。


1.消費税増税は「戦争税」とは?

消費税は戦争と一体して出来た税です。
世界の歴史としてヨーロッパでは、第1次世界大戦中のドイツで戦費調達税(1916年)と言う名目で始まりました。
 日本でも中国侵略の財源(1936年)として一般消費税が立案されました。
つまり歴史をしっかり見れば、最初は戦争のための財源を確保するために押し付けられた税だという事が起源になります。

その後、第2次世界大戦後の1954年にフランス大蔵省の官僚モーリス・ローレが考案した間接税の一種。財貨・サービスの取引により生ずる付加価値に着目して課税する仕組みであることから、欧米では(付加価値税)、もしくは(物品税)と呼ばれる。基本的には一般消費税がよくつかわれる。(消費税Wiki参照)

分類としては
  •   消費税
    • 直接消費税
    • 間接消費税
      •  個別消費税
      •  一般消費税
という分類に分かれています。
かなり分かれていますね。そしてこれがはたから見て一見簡単な仕組みと考えられがちですが、実は複雑な構造になってしまっている税なのです。

身近にある社会問題

皆さんは普段、社会問題をどう認識してどう考えているでしょうか。たぶん多くの人はTVのニュースなどの情報しか知らない方や、身近な方からの世間話がほとんどじゃないでしょうか。
このブログはそういう方たちからも、見ていただけるように社会問題の成り立ちを解説したり、二つの考え方からなる異なった主張をわかりやすく伝えるためのブログです。

まず最初に、身近にある社会問題から考えてみましょう。
①TPP参加問題
②消費税増税問題
③東日本大震災復旧・復興問題
④年間3万人超の自殺者問題
⑤ワーキングプアと生活保護者の問題
⑥労働問題
⑦憲法問題
⑧資本主義経済からなる格差についての問題
など、様々な問題が山積しているこの現代社会いったい何が起こっているのかをわかりやすく伝えられればと考えております。


とり始めとして、②の消費税増税問題を考えたいと思います。

2012年今年もよろしくお願いします!

お久しぶりです。去年は色々大変でしたが、今年からこのブログを再開していきたいと思います。
そこでタイトルも変わりました通り、『日常の生活から考える、社会問題』と題して身近な社会問題を考えるブログにしていきたいと思います。